ぎっくり腰110番マーク

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 気活グループ

2009年9月29日火曜日

ソロモンの犬 (道尾秀介・著)を読んで

☆今回の本の著者も今人気のミステリー作家らしいです。
前回の本と比べると、やはり内容が濃いというか、深い。
内気な大学生が主人公ですが、非常に青春ドラマ的。
登場する友達の大学生達も若者特有の個性を持った
人達です。
一見変わった準教授も大事な役で登場しますが、
なかなか個性的な男で、女からは敬遠される
風体でしょうが、味のある男です。
学生思いで、動物好きで一緒に生活を共にしています。
犬の生態を解き明かすことで、起きた事件の解決を
計ります。
そこに男女の愛憎話も複雑に絡んで、進みます。
あんまり感情的、情感的に描かれないのが、
気に入りました。
世の中分かんないことは、やっぱ分かんないものね。
読んでいて、微笑ましく思ったり、事件を考えたり、
う~んと頷いたり、いっぱい同化できるストーリーでした。
味のある展開で、最後まで楽しめました。
東野の映画化みたいに出来るような気もします。
伏線に富んだストーリーは、面白です。
安易に特別な設定をしないで、どこにでもある普通の大学生
生活な中でのストーリー展開なのが気に入りました。
これから可能なら、道尾秀介の本を読んでみます。

2009年9月28日月曜日

インシテミル(米澤穂信著)を読んで

☆注目ミステリー作家と言うことで、読んでみました。
ナァ~んだという感じ。
よくある閉鎖空間での不思議なアルバイトでの
殺人劇でした。
こんな設定は、昔からいっぱいあるしねぇ~。
安易な設定で、内容も安易で・・・・。
色んな話のパクリ的で・・・。
若い人が好んで読むという携帯小説みたい!
な内容の薄さ。
読み手が登場人物に感情移入をして、
色々と考えてという深さがない!
まあ、こんな感じの作家なのかぁ?
イマサンの本でした。
私としては、大はずれ!

それよりも昨日から続く大きな円高。
いったいどうして?
円高になると、輸入国としては良いけどね・・・。
輸出国としての日本は更に苦しくなるような・・・。
90円台から、一気に88円とは・・・。
ちょっと驚き!
株も全体的に下がるでしょうね。
どうして昨日からなんだろうね。
ちょっと調べてみたくなりました。

2009年9月20日日曜日

輪廻(著・明野照葉)を読んで

今回も明野照葉著の本を読みました。
輪廻と書いて、「りんかい」と読みます。
新宿の大久保に生きる女三代の話。
彼女のデビュー作品のようで、
第七回松本清張賞受賞作品。
さすがに、面白かったですね。
オカルトチックの話で、ある性悪の女の
怨念が全ての原因。
生まれつきの性悪女は死んでも性悪女!
それが元で、女三代全てが人殺しに・・・。
新宿、大久保に生きる人間は全て金に生きる・・・。
人情、義理、正義感など全ては金のため・・・。
怨念に一生を地獄に落とされ、人間の因果に
がんじがらめに絡め取られて、生きていく。
今の世の中は、本当に金、金、金という拝金主義が、
まかり通っている面も強くありますね。
新潟の大昔から日本海側に開けた場所なので、
アジアの色々な民族が渡って来て・・・、の話も
ちょいと面白かったですね。
今までの明野照葉の本では、やはり一番面白かったです。

2009年9月19日土曜日

インターネット

親戚の四十九日法要の場所について、
関係者からFAXで連絡すると約束していたが、
今日℡があり、ネットで調べて、プリントアウト
してくれとのこと。
今は本当にネットで便利になりました。
FAXでは、潰れてしまいがちだしね。
直接プリントアウトした方が綺麗で、分かりやすい。
また、それをファイル化して、メールで送信しても良いしね。
ネットで繋がっていないと、不便なことが多くなりました。
10年前なら考えられないことです。
そう言う私は、PC歴25年越えになります。
この状況が当たり前の世代とは、考え方も変わりますね。
私と同年代でも、全くPCには触れない方々も居ますが、
少しでも知識があった方が、色々便利だと思う。
中毒も困りますが・・・・。

2009年9月13日日曜日

ひとごろし(著・明野照葉)を読んで

☆人との深い関係を拒否しながら生きている三十代の男が
三人も人を殺した女と自分なりの誤った解釈で興味を持ち、
肉体関係まで進み、その女の本当の狂気に気づき、
がんじがらめに・・・・。
家族との密接な関係も拒否し、全てが煩わしくなり、
遂に社会からエスケープしてしまう主人公。
それでも、暫くすれば女や妹などから発見されてしまう予想で
生きている男。
周りからの忠告も聞かず、自分の判断だけで行動してしまうと、
こんなに恐ろしいことになる見本の話。
主人公の男の本当に身勝手さがよく書き表せれています。
一番身勝手なのが、主人公でした。
周りが密な人間関係を求めてきて、自分はそれが一番嫌い・・・。
そんな周りの人間が狂っていると判断しているが、読んでいると
一番狂っているのが、やはり主人公。
何時でも正常と思っている人こそが、案外危ない・・・。
よくあることでしょうね。
私もあまり密な人間関係は苦手ですが、それなりに気を付けて生きています。
主人公と狂気の愛人との関係は小説の中だけでなく、
現代にもありそうな関係のような気もします。
周りから見たら、こんな関係はあり得ない・・・と思われるような不思議な関係が
時々ニュースなどで騒がれているような気がします。
ミステリー分野ですが、無さそうでありそうな人間関係で、これが怖さの元でしょう。
人間の感情の不思議さ、正常とは何か、異常とは何か、を取り上げた作品です。
一つ言えることは、人間は自分のために生きていると言うことか!
主人公が自分の愚かさから招いた大嫌いの人間関係の濃さをこれほど拒否するなら、
自死するしかないでしょうが、この話ではしつこく生きる執念が感じられます。
愛人も同じく、他人をダメにしても自分は生命本能に従って
しつこく生きる・・・。
自分勝手な人間同士が深い関係を持つと、更に大きな自分勝手に至ると言うことでしょう。
幽霊よりも生きている人間がやはり一番怖い・・・。
明野照葉は、面白いです。


2009年9月9日水曜日

汝の名(著・明野照葉)を読んで

フェイクを仕事にしている女。
少しでも勝ち組に成り上がりたい女。
他人に成り済まし、偽の妹と住む女。
男を自分の成り上がりの道具として使う女。
人生は、演技の連続と捉える女。
その女の真似をして、復讐される女。
とにかく勝ち組になりたい女。
30歳を過ぎて、自分の行く道を発見し、
それに突き進む決意をする女。
外見はいい女だが、中身は男と認める女。
戦っている時が一番自分が輝いていると気が付く女。
こんな面の厚い女がのし上がっていく今の世の中。
ミステリーと言われていましたが、自分は自分と思わず、
他人と比べて、いつも上等の生き方をしたい女の話でした。
こんなに上手くいくかなぁ?
世の中、美人で見た目が高く、アッピール力が強い女が
いつも得をするとは限らない・・・・かも?
何が幸せで、何が不幸かは自分で決めるものですね。
他人を馬鹿にしながら下に見て、自分が高いと思うのは
やっぱレベルが低い人の感情でしょう。
平凡な小さな幸せも人によっては大きな幸せです。
読みやすいので、この作家の本をこれから少し読んでみようと思います。