前回の本と比べると、やはり内容が濃いというか、深い。
内気な大学生が主人公ですが、非常に青春ドラマ的。
登場する友達の大学生達も若者特有の個性を持った
人達です。
一見変わった準教授も大事な役で登場しますが、
なかなか個性的な男で、女からは敬遠される
風体でしょうが、味のある男です。
学生思いで、動物好きで一緒に生活を共にしています。
犬の生態を解き明かすことで、起きた事件の解決を
計ります。
そこに男女の愛憎話も複雑に絡んで、進みます。
あんまり感情的、情感的に描かれないのが、
気に入りました。
世の中分かんないことは、やっぱ分かんないものね。
読んでいて、微笑ましく思ったり、事件を考えたり、
う~んと頷いたり、いっぱい同化できるストーリーでした。
味のある展開で、最後まで楽しめました。
東野の映画化みたいに出来るような気もします。
伏線に富んだストーリーは、面白です。
安易に特別な設定をしないで、どこにでもある普通の大学生
生活な中でのストーリー展開なのが気に入りました。
これから可能なら、道尾秀介の本を読んでみます。
