この本は、そのエッセンスを交えながらの小説です。
色々なエッセンスが入っていて、分かるモノにはちょっと面白い。
逆に言えば、そのエッセンスを入れるために、色々と展開させている
話なので、少し態とらしいところもある。
軽い話なので、上下本ですが、抵抗なく読めます。
主人公や多くのオッチャンが、矢沢永吉の心からのファンというのは、
著者の趣味かも?
とにかく、極端に進んでいる話なので、近未来社会経済話。
洗脳の部分には、今多くの新興宗教らしきものがこの手法を
用いているようなので、一読に値する気もします。
政治も宗教も経済も、かなり洗脳という手法を用いていると思われる
現在ですので、もう一度自分の周りを見回してみることも大事。
あまり深く考えずに、少しの幸せに身を任せ、リーダーらしきモノに
従いつつある世の中ですので・・・・。
こんな社会情勢の中から、きっと怪物が出てくるのでしょう。
あの小泉さんも、ある程度この様な感じで現れ、支持されたような・・・。
時代が時代なら、もっと恐ろしいことをやってしまいがちな怪物でした。
ネット社会が今までの社会階層を変えてしまうと言うのは、頷ける。
それと、ネットの力によって今までの価値観が再構築と言う部分も。
それでも、作者が思っているように、その元には人間同士の付き合いが
ある。
一見機械同士のやり取りですが、そこには必ず人間が居て、
オンライン、オフラインに拘わらずに繋がっていると言うことが
忘れていけないことですね。
目に見える能率だけを考えると、人間本来が持っている
長所が失われてしまうと言う警告も良いですね。
ネット社会が当たり前のようにあった社会環境で育ったモノは、
今までの大いに異なる価値観、社会規範を持っている事は
間違いないと思います。
それを理解し、プラスの方向に持って行き、社会全体の
底上げには使っていって欲しいし、指導者達もそれを進めて欲しい。

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