ぎっくり腰110番マーク

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 気活グループ

2009年8月1日土曜日

パプリカ(著・筒井康隆)を読んで


夢の中に入り込んで、精神病を治す機器を
開発・利用するドクター達の話です。
心を扱う学問では、夢が大事な要素を占めているのは、
少しは知っていましたが、現在は「認知療法」「薬物療法」が
主だと思います。
PTと言う画期的な機器を発明し、
更にもっと強力な機器ミニDCを巡って、
ノーベル医学賞がキーワードになって展開する筒井ワールドです。
少し精神医学的に述べてありますが、
お楽しみ程度に読んでいれば問題なし。
良くあるパターンで、超美人で能力が高く、
大活躍する女医さん(男の憧れ?)と、
超不細工で天才で簡単にすごい機器を開発してしまう
男ドクターの二人組。
現実の中に夢の世界が混じり込み、どれが現実で夢なので混ざり合って、
分からなくなります。
「この世は全て夢の中の出来事」を言う言葉を思い浮かばせる物語です。
SFなので、ちょっと粗筋書で進みますが、それがスピード感を与えているような気もします。
精神病で一番厄介な「統合失調症」がかなりの度合いで
寛解するような治療法があれば、助かる方も多いと思う。(本人・家族とも)
それにしても、統合失調症の人が見ている夢の殺伐としたこと・・・・。
ちょっと恐ろしく感じてしまいました。
日々、精神医療は進歩していますが、この物語のように新しい治療法が生まれると良いです。
(画期的すぎるので、大きな問題が生まれてきましたが・・・)

夢の効用が少しずつ分かってきていますが、とにかく良い夢を見て気持ち良く目覚めたい!

最後の文章で、この物語がよくある、全て夢でしたチャン・チャンという終わり方でなかったのが幸い。
(逆にそう感じる方も多いかもね?)

良くも悪くも筒井ワールドです。私としては、面白かったです。
調べたら、アニメでDVD化されていました。
アニメでは、観たくないですが・・・・。

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